血統書は、犬の純粋種の証明書のことです。血統書は、各犬種団体に犬籍登録(純血種を維持するために、子犬の血統を登録すること)され、記録されている犬の3~5代に渡る先祖名のコピーであり、純血種を証明するものです。
この他に血統書には、当該犬の犬名、性別、毛色、特徴、生年月日、繁殖者の住所氏名、登録番号、兄弟の犬名と登録番号、賞歴、訓練資格などが記載されています。血統書がないと個体の血液構成が不明で、計画繁殖は不可能です。
日本に法律に基づいて、登録や血統書の発行を行う機関が存在しないので、各畜犬団体で血統書を発行しているのが現状であり、統一された仕様は現在のところありません。
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