犬の動物学～飼い方や健康

子犬同士は、よくじゃれあって遊びに夢中になりますが、子犬の遊びもエスカレートすると、ついには本気になって喧嘩することがあります。

子犬は喧嘩に負けると、体を仰向けにして寝転がり、お腹をだして局部をみせ、足を上に伸ばして両足の間に尾をはさみ込んで、時には「キャン、キャン」悲嶋をあげてオシッコまで漏らして寝技姿勢をとります。これが犬の服従のサインです。

成犬同士の喧嘩で、一方の犬が争いを途中で放棄して、相手の前でいきなり仰向けに寝転がり、お腹をだしてしまうポーズの場合も、服従時のサインです。

通常は犬同士の争いでは、負け犬が服従のポーズをとったり、その場から逃げだしてしまえば、勝ち犬はそれを追いかけてまで攻撃することはありませが、争いの途中で相手に反撃すれば、強い犬はさらに激しく攻撃し、完全に勝敗がつくまで戦い続けるのです。