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犬のマーキングの習性

犬が散歩などの途中で電柱や立ち木などにする放尿行為、いわゆるマーキングというこの行動は、野生時代から持っていた習性で、自分のテリトリー(勢力範囲)を他の犬たちに告知宣言するのが目的です。

犬は野生の頃、広い行動圏を歩き回って獲物をあさっていた犬にとって縄張りは何より大切で、自分が以前にマーキングしておいたポイントにくるとまずにおいを嗅ぎ、他の犬のマーキングがあると知るとその上にさらに放尿して勢力範囲を再主張するのです。

ただし、このマーキングは、オス犬特有のもので、メス犬も発情期になるとオス犬のにおいの後をたどって放尿しますが、これはオス犬たちに自分の発情を知らせるための行為だといわれます。

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