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犬の成長

犬はペットとして人間に飼われるようになって、犬も長寿時代を迎え、大型犬なら平均10年、小型犬なら平均12~13年、また中には17~18年から20年を生きる犬も出てきています。

その原因として、犬への予防注射の徹底によりフィラリアやジステンパーにかかる犬がほとんどいなくなったこと、腸内の寄生虫の駆除がいき届き始めたこと、毎日の食事の栄養バランスが整い始めたことなどがあげられています。

しかし新たな問題として、飼い主が犬に食事を与えすぎることで、肥満の犬がふえてきています。

大型犬と小型犬など、犬によって違いはありますが、犬は普通、生まれてから1年の間に人間の18年に相当するほどの成長を見せ、そのあとは1年で人間の4~5歳ぶんずつ年をとっていきます。

犬の成長の中で一番大事なのが生後6ヶ月~半年くらいまでの少年時代で、肉体形成、精神形成に最も大きくかかわる時期ですから、食事にも、愛情のかけ方にもしつけにも、飼い主は十分に留意が必要です。

メス犬の発情期は、早い犬なら生後約6ヶ月、遅い犬でも1年半までにはやってきます。周期は平均6ヶ月間隔の年2回で、メス犬の局部がはれて、10日あまり出血が続きますが、メスがオスに交尾を許すのは10~12日目頃で、これを許雄期といい、この発情期以外、メス犬は、オス犬に性的な関心を持ちません。

逆にオス犬は、はっきりした発情期はなく、1年中いつでも交尾に対応できるところがメス犬との違いです。

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