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犬の困った時のしつけ

犬はいろんないたずらをします。でも人間の目にはいたずらに見えても、それが犬の本能に根ざした行動であることもたくさんあるので、それを知った上でのしつけが大事です。

① 犬が何でもかじりたがる
犬が、何でもかじりたがるのは好奇心からの一種の遊びともいえますが、自分で獲物を捕えて生きていた野生時代に、見つけたものは何でもかじってみていた探索本能・狩猟本能の名残でもあるのです。

また、犬の乳歯から永久歯に生え変わるときの歯のむずがゆさをおさえるために、子犬がものを噛むこともよくあります。

でも原因は何であれ、見つけたら「イケナイ」といって手で制し、代わりに犬用のガムやオモチャなどかじってもいいものを必ず与えましょう。

犬が声の制止だけで聞かないときは、軽くたたくなどの体罰も必要です。しかしやめたときには、たっぷりと犬をほめてやることも忘れないでください。

② 犬が飛びついてくる
外から帰ってきた家人などに飛びついてくるのは、犬にとっては最大の喜びの表現です。でも服を汚されたり爪でいためられたりしたくなかったら、先手を打って犬に「オスワリ」と命じ、犬の目の高さまで腰を落として「ヨシヨシ」と愛撫しながら、自分もうれしいのだという気持を十分に伝えてやりましよう。

③ じゃれついてくる
じゃれついてくるも犬にとっては親愛の気持の表現法なのですが、幼児のいる家庭では、傷つけたり転倒事故を起こしたりするおそれもあります。

犬と仲良くさせようと思ったら必ず大人がそばにつき、まず幼児に犬を愛撫させて、犬がじゃれようとしたら、やさしく「マテ」と制止し、それを何度もくり返しながら、幼児にさわられるときには、おとなしくしていなければならないのだということを犬に教え込みます。

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