HOME  >  犬の事故・けが  >  けがの応急手当

けがの応急手当

もしも犬が事故にあった場合、応急手当さえしっかりできればあとは医師に任せることができます。

① 人工呼吸法
犬が負傷を受けて動かないときはすぐに呼吸を確認します。犬の呼吸が止まったまま病院へ運んでも手遅れということもありますから、まずは人工呼吸を施します。

呼吸が止まっていたら、犬を横向きに寝かせて、舌を引っぱり出し口の中を調べます。犬の吐いたものがのどにつまっていたら、それが気道(空気の通る道)をふさいで呼吸困難の原因になりますので指でかき出してやります。

気道を確保した後、犬に人工呼吸を始めます。犬の肺は肋骨の下にありますから、肺の空気を押し出すように押します。さっと手を離して肺に空気を入れます。犬が自分で呼吸ができるようになるまで、あきらめないでくり返します。

② 止血法
軽い出血であれは傷口をガーゼやタオルで押さえて止血します。止まらないときは包帯できつめに巻いてようすをみます。傷が深く出血の量が多い場合は、傷口よりも心臓に近い部分をしばって止血します。

③ 打撲・骨折・脱臼の応急手当
犬の足に異常がある場合は、歩き方がおかしくなります。外傷がないのにひどく痛がるときには骨折や脱臼の疑いがあります。出血をともなう場合は止血後、厚紙や木片を添えて患部が動かないように固定をし、動物病院へ連れて行きます。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれてます