HOME  >  犬の主な病気  >  伝染病による犬の病気

伝染病による犬の病気

犬の病気ジステンパーは、病犬の鼻汁、尿、便、咳の飛沫などから排出されたウイルスによって接触感染、空気感染します。ですから免疫が完全でないと、いつでもどこでも感染する可能性があります。症状は下痢、嘔吐、高熱、咳、目やに、鼻水などです。

伝染性肝炎は、ジステンパーと合併して発病することが多い危険な伝染病です。病犬の尿からウイルスが排せつされるので感染しやすく、一度発病すると病原体を死滅させることは困難です。そのため予防注射をぜひ受けさせたいものです。症状は40度以上の高熱、歯茎の点状出血、食欲不振、ひどい渇き、まぶしそうな目、角膜混濁、吠え続ける狂騒症状などです。

レプトスピラ症は、感染した犬やネズミの尿から感染するため、長雨の後など散歩のときには、水たまりの水を犬に飲ませないようにします。症状は発熱、激しい嘔吐、暗赤色の下痢、口内悪臭、目やになどです。

パルポウィルス感染症は、犬のコロリ病ともいわれる伝染病で、1978年に発見され、またたく間に世界中に広まりました。経口感染したウイルスが3~5日で全身に広がり、短時間で急速に衰弱してしまいます。予防にはパルボウイルス感染症不活化ワクチン及び生ワクチンがあります。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれてます