たんぱく質、脂肪、炭水化物、この3大栄養素は犬にとっても必要不可欠なものです。もちろん、ビタミンやミネラルも犬の健康のために欠かせません。
しかし、それぞれの必要量は、人間と犬では差があります。たとえば、血液や体の組織をつくりエネルギー源でもあるたんぱく質は、犬は、人のおよそ4倍の量が必要です。
一方、犬の脂肪の必要量は人よりずっと少なめです。脂肪は、不足すると体重が減ったり、毛のつやが悪くなったりしますが、過剰にとると肥満につながります。
炭水化物も犬に大切なエネルギー源ですが、脂肪やたんぱく質が十分であれぱ、あまりたくさんはいりません。
ビタミンは、犬のバランスのとれた発育に欠かせない働きをします。犬は、自分の体の中でビタミンCを合成することができますから、むしろ、ビタミンAやB群、DやEなどを含んだ食品を与えるように心がけます。
カルシウムやリン、カリウム、ナトリウムなどのミネラルは、犬の体の働きを生き生きと活発にします。特にカルシウムとリンは、犬の丈夫な骨格づくりに欠かせませんから、バランスよく十分にとることが肝心です。
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