犬は2~7歳までが活動期です。そして8歳、9歳くらいから、人でいえば中高年の年齢になります。高齢の犬になると様々な病気が出やすくなることが考えられますから、早い段階での食事管理を始めるのがいいでしょう。
食事管理の目的は
・体重の増加を予防し、必要な体の構成成分の割合を保つ。
・腎臓機能の進行性の悪化を少しでも遅くするようにする。(高たんぱく質に注意する)
・尿石症の予防をする。(塩分、たんぱく質は控え、尿中にカルシウムがあまり出ないようにする。)
・心疾患の発生を予防する。(食事中に十分なタウリンが含まれていること。)
・歯と口腔内の健康の維持をする。
高齢犬になってくると新陳代謝が衰え、カロリーの消費量も減ってきますから、健康管理に配慮が必要になってきます。たんぱく質を低くし、脂肪の少ない、年齢に適した食事を与えるようにしましょう。
また、高齢犬になると腸の働きが低下し、運動不足もあって、便秘になりがちなので、食物繊維を多く摂取させるようにします。そして、ドッグフードは柔らかいセミドライタイプやウエットタイプのドッグフードを与えるようにしましょう。
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